30 min. creation 毎日ちょっとで、できること 第1話|calendar, note and wish list. 1年の計はカレンダーにあり!

人気インスタグラマー、ame(アメ)さんの新連載が始まりました! 忙しい毎日だからこそ、ほんのわずかでも日常から離れる時間を持てたら素敵です。1日30分だけ、手を動かして、日々の暮らしにスパイスを。この連載では、すきま時間でできるお楽しみのあれこれを、ameさんがお話しします。

撮影&スタイリング、文:ame(amelabo)

はじめまして。amelabo(アメラボ)ことameです。

私は仕事の傍ら、写真を撮ったり絵を描いたり文字を書いたり物をつくったりしています。

ameというのは苗字にちなんでいて子供の頃から友達に一番よく呼ばれる名前です。インスタグラムのアカウント名を考える時、ものづくりのプロではないけれど、なにかをつくるのが好きで仕方ない私が精一杯工夫しながらあれこれつくっている、というイメージでlaboratory(実習室、製造所)という単語を付け加えてamelaboと名付けました。

作家ではないので特別に制作のための時間を取っているわけではありません。でも、日常から離れる時間を、例えば30分でも持つことは自分の輪郭をはっきりさせてくれるように思います。

大人になると毎日はあっという間。1年も瞬く間に過ぎていきますが、この連載を通して1日にほんの短い時間、五感を研ぎ澄ませたり緩めたりしながら記憶を記録する時間を共有していくことができますように。

 

カレンダーづくりで見えてくるもの

私は毎年カレンダーを自分でつくっています。最初は自分のために、そして家族や友達のためにつくり始めました。

毎日の写真のほとんどはスマートフォンで撮りますが、時々はカメラを使って撮っています。写真を取り込むときに心地よく感じたものに印をつけておくだけ。

そして毎年夏の終わり頃からカレンダーをつくり始めます。自分が印をつけた写真をずっと見返して、カレンダーにしたいと思ったものをプリントアウトして壁一面に貼り付けます。写真で埋まった壁をしばらく毎日眺めながら、選んだり、並び替えたりすることを何度も繰り返してカレンダーができていきます。

 

amelaboポイント1  自分が撮った写真や書いたものを振り返る

撮りためたたくさんの写真。その中には撮った瞬間に自分を引き戻してくれる写真もあるし、自分が撮ったとは思えないほど美しい瞬間が写っているものもあります。撮った時にこれはカレンダーにしよう!と心に決めているものもありますが、なかにはこんな写真を撮っていたんだ、と自分でも驚くこともあります。

イラストや文字も同じ。

季節感は意識しますが、上手下手はあまり関係なく、その時の気持ちが蘇るようなものを選んでいます。過去の自分からエールをもらうような気持ちになるからかもしれません。

カレンダーづくりは私にとってはその一年をダイナミックに振り返って、次の年へゆっくり照準をあわせていく時間です。

私はカレンダーをつくることがきっかけで実感しましたが、撮った写真や書いたものを振り返る時間はとても有意義です。この連載が終わる頃にみなさんと一緒に振り返ることも楽しみにしています。

 

カレンダーは生活の真ん中に

カレンダーは大体テーブルのそばに飾っています。私にとってテーブルが生活の真ん中だからだと思います。

壁に飾るものを変える時に少し移動することもありますが、ここが定位置。わざわざ見るでもなく、でも視界のどこかに入りやすい場所を無意識に選んでいるようです。私は日中部屋でじっくり過ごす時間はあまりないので、毎朝のお茶の時間になんとなく眺めていることが多いです。

冬も春も夏も秋も、朝起きたら温かいお茶を少し多めに淹れて職場に持って行くボトルに移したあと、カップで一杯飲むのが朝の習慣。椅子に腰をおろしてお茶で体を温めながら、窓からの光やテーブルに飾ったもの(ときには散らかった部屋!)とカレンダーをぼんやり眺めるひと時は私にとってとても大切な時間になっています。

 

amelaboポイント2 カレンダーで自分のペースを客観視

1日の長さやひと月の長さは同じはずなのに、早く感じたりゆっくりだったり様々です。心配事がある時は時が過ぎるのが遅く、楽しい時間はあっという間。自分の中の時計のスピードがいつもと違うことに気付く余裕がない時もありますが、カレンダーを眺めることで少し自分のペースを客観視できます。そして、私は曜日だけで物事を考える癖があるので、カレンダーを眺めながら自分がいまひと月のどの辺りにいるのかを確認しているのだと思います。

先行きが不安な時はカレンダーを直視したくありません。そんな時は無理をせずに、でもそんな自分の感情に気づくことが大切な気がします。

こんな風にひと月を俯瞰させてくれるカレンダーは私にとって1年を共に歩むパートナーです。

 

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