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30 min. creation 第4話(前編)手紙を書きましょう|書いた文字から伝わる息遣い。手書きっていいなあ、としみじみ思う瞬間です。

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毎日30分でもいいからクリエイティブなひとときを――そんな願いから始まったameさんの連載、4話めの前編は手紙のお話です。

撮影&スタイリング、文:ame(amelabo)

今年は春の訪れが早かったですね。
春は何かと慌ただしいことが多いですが、木蓮や桜、草花や木々の芽吹きなどにリズムを取ってもらいながらあと押ししてもらう気持ちになります。

 

春の慌ただしさからひと息着いて

大人になると、子どもの頃や新社会人のように新生活!というメリハリは減りますが、それでもいろんな変化があると思います。

自分自身、または家族の卒業、入学、転勤、心機一転始めること・・・。そんなことがあった人は、やっとちょっとひと息着いたところでしょうか。私もそんな一人です。

 

大切な人たちにはお手紙を

忙しく過ごしていると、便利なメールやメッセージのやりとりも最小限になります。ちょっと落ち着いたこの時期に、しばらく連絡できていない大切な人たちにお手紙を書いてみましょう。

手紙を最近書きましたか?

電子メール、そして各種メッセージツールが発達して、めっきり手紙を書くことが減りましたが、私は手紙を書くのが好きです。用事のことはメールしますが、気にかけている人、気にかけてもらっている人へのちょっとしたメッセージはポストカードや自作のカードで送るようにしています。

スマートフォンや携帯から送れるメッセージは便利。相手が読んだかどうかわかるものもあります。瞬時にして送れて、相手に届いたことも、読んだことも確認ができて・・・そうするとすぐに返事を返さないといけない気持ちにさせてしまうこともあります。

仕事の上ではそれはとても便利ですが、ちょっと味気ないこともあるし、心の中が嵐のようかもしれない相手に追い打ちをかけてしまわないかな、と思うときはなるべくカードを送るように心がけています。

それは自分自身がそうしてもらってうれしかった経験があるからかもしれません。なにより、紙として手元にやってきたものは存在として残り、言葉だけではないなにかを伝えることもできます。

選んだカード、書いた文字から伝わる息遣い。
手書きっていいなあ、としみじみ思う瞬間です。

 

amelabo tips 01 一筆箋や封筒をお気に入りで揃えてみる

私はいま、この春の新しいスタートを、遠くで、近くで見守ってくれている人たちにご報告のお便りを書いています。

小さな一筆箋は普段からお気に入りのものをいくつか揃えていて、お気に入りの黄色い封筒は箱で買っています。

 

amelabo tips02   可愛い切手を見つけたらストック

そして切手は郵便局に行った時に可愛いものを見つけたらストックしておくようにしています。そうすると筆不精にならないで済みます。この切手はあの人に・・・と切手を選ぶ楽しさも味わえます。

 

amelabo tips 03 写真にメッセージを添えて送る

また、最近撮った写真をプリントアウトして、そこにメッセージを書き添えて便箋がわりにしたり。
ちょうど桜の頃に出産した友人はきっと今年の桜はゆっくり眺められていないだろうなあ、と想像しながらお手紙を書きました。

つるつるの印画紙ではなく、ちょっとニュアンスの出るマットな紙に印刷するのがオススメ。私は画用紙を使っています。まるでフィルターをかけたようなそんな効果があります。

写真もスマートフォンで撮ったもので十分!
後編では、カードの書き方をご紹介しています。

 

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