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30min.creation 第12話(前編)言葉のオーナメント|「言葉」が大好き。普段から自分の琴線に触れる言葉をノートにストックしています。

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2018年ももうすぐ終わり。ameさんの連載もとうとう最終月に。今回は「言葉」がテーマです。

撮影&スタイリング、文:ame(amelabo)

予定をしていなくても、あれやこれやと用事が押し寄せる12月。いかがお過ごしですか。クリスマスも、冬休みもあって、楽しい予定もたくさんだと思います。私はいつからか、12月はないものとして過ごそう!と決めました。多分、12月にはあれこれ落ち着いて物事を考えることができなくて、流されるように進むから、ないものと思っていてちょうど良い、と感じたのだと思います。

 

amelabo tips 01 「吊るす飾り」は空間を特別にする

私は普段から吊るす飾りが好きです。理由を改めて考えたことはありませんでしたが、揺れる様が綺麗で、影が綺麗、そして空間を特別なものにしてくれるからかもしれません。

上の写真はある年の私の部屋、クリスマスの風景です。ひとつずつ集めてきたアンティークのクリスマスの紙物をお気に入りの額に入れて飾り、フレッシュの針葉樹の枝も飾りました。そしてアンティークのオーナメント、友人の布花作家utopianoさんのヤドリギのオーナメント、ヒンメリ、そして黄色いガラスのオーナメントを吊るしました。

モビールやオーナメントをいくつか持っているので、季節ごとに変えるのも楽しいし、この黄色いオーナメントのように、ずっと変えないで、お守りのような存在のものもあります。

こちらはまた別の年の部屋の様子。針金作家の関昌生さんの月のモビールもお気に入りです。繊細な針金できた立体のオーナメントをテグスで吊るすと、本当に宙に浮かんでいるよう。遊びに来る友人たちにもとても人気です。

クリスマスの時期は特にぶら下げるものがたくさんで、毎年なにを吊るそうかな、と思ってしまいます。

ある年の新年に飾ったのは、白いオーナメント。

外国の紙でできたオーナメントは、しっとりとしたなかにも、きりりとした雰囲気が感じられて、私にはクリスマスよりも新春らしさを感じたので、この年はこのオーナメントで新年を迎えました。そしてこの写真は2019年のカレンダーの1月になっています。

 

amelabo tips 02   好きな言葉はノートにストックしておく

私は普段から自分の琴線に触れる言葉をノートにストックしておくようにしています。

今年1年の連載を通じて改めて感じましたが、私は「言葉」が大好きです。格言というと説教くさくもありますが、先人の教えには納得させられることも多いです。

目にすると、励まされる言葉やことわざがあると思います。それをいくつか思い出してみてください。もしくは好きな本タイトルやフレーズ、題名、好きな歌の歌詞などなど・・・。優しい言葉、厳しい言葉、いくつか種類があるといいなと思います。ばかばかしいな、と思うことでも大丈夫(ちなみに私の座右の銘は「腹八分目」です)。

que sera sera
day by day
one by one
happy go lucky

これらの言葉は、これまでにカレンダーのデザインにも使ってきました。日本語で書いてもいいけれど、英語やフランス語などでどういうのか調べてみるのもおすすめ。腹八分目なら、don’t stuff myself でしょうか。

後編では、私の大好きな「吊るす飾り」と「言葉」を合体させた「言葉のオーナメント」のお話をします。ご自分の好きな言葉を考えておいてくださいね!

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