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30min. creation 第8話(前編)絵を描く|上手く描こうとするのではなく、自分が好きな理由を探しながら描くこと。

1日30分だけでも手を動かして、日々の暮らしにスパイスを。そんなテーマで始まったameさんの連載、今回のテーマは、絵を描くことです。

撮影&スタイリング、文:ame(amelabo)

暑い暑い毎日が続きますね。
残暑お見舞い申し上げます。

暦の上では立秋をむかえ、夏のご挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いに変わりましたが、ここからが暑さとの付き合いも正念場のような気がします。

夏が苦手なもので、あまりに暑いとせっかくのお休みでも昼間は出かけるのが億劫。それを逆手にとって、夏の昼間は明るい時間に家の中でじっくり取り組めることが楽しみだったりも(秋の夜長も楽しいけれど)。

今回は絵を描くことについてお話ししたいと思います。

私は絵を描くのが好きです。

記憶を遡れば、子どもの頃から欲しいものの絵を描いて思いを募らせたりしていました。ちゃんと習ったことがないのでいつまでも自己流のままですが、学生時代にはスケッチブックに水彩やアクリル絵の具を使って絵を描くこともしていました。やがてそんな時間も気持ちの余裕もなくなり、いつしか描かなくなり、絵を描くのが好きだったことを忘れていた時期もあります。

また絵を描き始めたきっかけは、ほんの些細なことでした。

うつわに夢中になった頃に、憧れてやっと買った素敵なうつわの佇まいが素敵で、日がな一日眺めていたいし、写真にとるだけでは飽き足らず、どうしてこんなに素敵なんだろう、と思いながらメモ用に使っていた紙とペンで線画を描いたことでした。

たいして上手く書けなかったのですが、そんなことよりも「目の前にあるもののかたちを、ただ線にする」ということが、こんなに難しく楽しかったのか、ととても大きな驚きと喜びを感じました。

それ以来、時間を見つけては、目の前にある好きなものを線で描くことを続けています。

 

amelabo tips 01下書きはしない

影をつけたり、色を塗ったりはほとんどしません。
目の前にあるものがより好きに見える角度を探して、それを眺めて線にします。

マイルールの1つ目は、「下書きはしない」。
自分がここから描き始めよう、と思った場所から描き始めて、最後の線がそこに帰ってくるまでの時間は長くても15分くらい、迷いながらも迷わず描きます。

 

amelabo tips 02自分が好きな理由を探しながら描く

マイルール2つ目は上手く描こうとするのではなく、「自分が好きな理由を探しながら描くこと」。
配分を間違っていびつな形になることもあります。

 

amelabo tips 03 最後まで丁寧に描き切ること

自分の好きな理由が線になっていなかった場合は書き直しもOKですが、「途中で諦めないで最後まで丁寧に描き切ること」をマイルールの3つ目にしています。そうして描いてきたのがこのイラストたち。

うまいかどうかは別として、私にとってはとても大切な存在となっています。ファイルを広げて眺めていると、描いた時に戻ったような気持ちになるからです。写真も記憶を補ってくれますが、実際に手を動かしてつくったものは更に深い部分の記憶が宿るのかもしれません。

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