「ACID NATURE 乙庭」が提案するオリジナリティ溢れる珍奇植物の庭①

珍奇植物と言われる、姿形に特徴があり、その生態も非常に個性的な植物たちがいま注目されています。
『珍奇植物LIFE ビザールプランツと暮らすアイデア』より、珍奇植物名人たちの育て方の一部をご紹介します。

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文:つくりら編集部・太田敦雄 (ACID NATURE 乙庭)・土屋悟(本書ライター) 写真:太田敦雄 (ACID NATURE 乙庭)

珍奇な‘植物’から珍奇な‘植栽’へ

~本書『珍奇植物LIFE ビザールプランツと暮らすアイデア』では、
オリジナリティ溢れる庭を提案する「ACID NATURE 乙庭」代表の太田敦雄さんに、唯一無二の珍奇な庭をつくるためには、どのような視座を持つべきなのか、語っていただいている。一部抜粋してご紹介するとともにお庭も公開~

珍奇植物の屋外栽培は、多かれ少なかれ実験的な要素を伴う。それなりに今期も必要だし、時にはリスクや失敗も伴うだろう。しかし、他人がやっていない植栽を自分の手技にしていくことで、自分だけの庭をつくることができる。探求と実験の先にある植栽の独自進化こそが「お金では買えない」「どこにもない」珍奇さなのではないだろうか。

持ってる植物がいくら他人とカブったとしても、植え方・魅せ方がオリジナルであれば、決して他人とカブることはない。あなたの感性と植物が創り出す一点モノのビザールプランティング(珍奇植栽)。どれだけ激レアかとか何がブームだとか関係ない。珍奇な光景は「自ら創り続けることができるもの」。植物は一過性のファッションでも投機の対象でもない。結局、庭も人生の一部。自分自身を見失わなければ、ずっと唯一無二の存在でいられる。

太田敦雄 さん(ACID NATURE 乙庭 代表)
http://garden0220.jp

 

「ACID NATURE 乙庭」が提案するオリジナルあふれる庭 その1


アガベやユッカをメキシコの砂漠風景にまとめず、地中海沿岸や南アフリカなど、世界の乾燥地原産種と合わせて無国籍に表現。赤い花はオーストラリア原産のテロペア・スペキオシッシマ。写真右下、マンガべʻマッチョモカʼ の赤紫褐色葉が独特の珍奇感を演出している。

「ACID NATURE 乙庭」が提案するオリジナルあふれる庭 その2


チリ原産の耐寒性ブロメリア、プヤ・コエルレアの多頭個体と、昭和の既視感漂うアオノリュウゼツランを合わせ、無骨な敷石も相俟って荒々しく表現。背景には中国原産の常緑樹ロドレイヤ・ヘンリィを。珍種のプヤを植栽に組み込むことで、全体の雰囲気が一気に個性的な印象に。

Instagram:@tsukurira0714

【書誌情報】
『珍奇植物LIFE ビザールプランツと暮らすアイデア』

気難しい種も多い珍奇植物たち。珍奇植物名人たちの育て方を見たいと思っている人はたくさんいますが、現状栽培法に関しての情報は限られています。
本書は各分野の珍奇植物を育てている名人たちに取材し、どんな環境でどのようなコツをもって旨く育てているかを紹介し、解説していく実用書です。
また、用土、植木鉢などから、高配、育種にまで携わっている人たちの奮闘ぶりも紹介。本当に育てて行きたい人にとってのコツが満載、一歩踏み込んだ珍奇植物の世界をお楽しみください。

 

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