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はじめてのニードルタティング  針一本でできるモチーフ・リボン・ドイリー

著者:佐東 玲

  • はじめてのニードルタティング  針一本でできるモチーフ・リボン・ドイリー
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針を使うことでステッチの原理がわかった!

読んだ人:庄司靖子(編集者)

美しいタティングの世界を知ったのは10年以上前のことになる。かぎ針のレース編みとはひと味違うこの可憐なモチーフを自分でも編んでみたくなり、すぐに手芸店へ行きシャトルと本を手に入れた。ところが、編み方がなかなか理解できない。まぐれのように編み進められても形が不ぞろい、ひとつリング(花びら1枚)ができた頃にはレース糸が汚れている、という有様だった。

 

タティングはハードルが高い、という印象と挫折感を残し、シャトルは道具箱へ。そして、忘れていた頃『はじめてのニードルタティング 針一本でできるモチーフ・リボン・ドイリー』と出会った。

 

針一本でできる、という手法に興味がわき、またしてもすぐに試したくなってさっそく針をそろえてトライ。過去の経験から一抹の不安を抱いていたものの、今度はすんなり理解することができ、基本の花モチーフを編むことができた。感動したのは、針を使うことでステッチの原理がわかり、シャトルでやろうとしていたことも理解できたことだ。

 

針一本でできるタティングは日本ではまだあまり浸透しておらず、本書が初めての教本といえる。

 

「企画の段階で、作家の佐東さんに目の前で編んでもらったんです。最初の1目が手品のようにあっという間にできて、こんなにかんたんなら私にもできそうだし、シャトルで諦めてしまった方にもご紹介できるかも、と思い、刊行を決めました」という担当編集者の言葉を聞いて、自らの体験と重ね、大いに納得してしまった。さらに、これからタティングに挑戦したいと考えている人に、こんなアドバイスをもらうことができた。

 

「レースは繊細で複雑そうに見えますが、針一本でできるタティングのテクニックはシンプルです。糸のかけ方さえわかれば小さな作品はすぐに編めるようになりますので、ぜひ挑戦してみてください」

 

もしも、タティングに興味はあるものの、難しいと思って敬遠している人がいたら、自信を持って本書をお勧めしたい。私の場合、針を使ってステッチを理解したらシャトルでも編めるようになった。この本と出会えた幸せを感じている。

概要

針一本でできるタティングレースの作品集。シャトルタティングで挫折した人にもおすすめ。作品の製図は、シャトルと共通です。

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