刺繍糸(4)|ウールの糸で刺繍するのも、糸が太くてどんどんステッチができていくのが楽しいですよ。

文:安田由美子(もったいないかあさん NEEDLWORK LAB)  撮影:天野憲仁(日本文芸社)

刺繍の専門店では、太いタピセリーウール(タペストリーウール)、細いクルーウェルウールなどが売られています。

10年ちょっと前までは、DMCでは刺繍向きのメディシスウールというのも出ていたのですが、つくられなくなりました。


▲手前のDMCの糸はタペストリー用の糸で、椅子の座面などのニードルポイント刺繡にも使われる。後ろの5本はクルーウェルウールでウール刺繡用の糸。

編みもの売り場に置かれている「いかにも編みものの毛糸」や、編みものをして余ったり、小さい巻きで売っていたりするものも使えます。


▲編みもの用の糸。ウール刺繡用にカード巻きのものも。

他にもレース糸やラフィアのような雰囲気で、レーヨンでできているアンダリア、たこ糸なども刺繍糸として使えます。


▲いちばん左端は、エコアンダリアの糸。その隣りは生成りのレース糸。右側の5つのカラー糸は、ハーブという色味のレース糸。

ただし、レース糸やたこ糸は手縫い用の糸と撚りが逆なので、刺していてからまりやすいので注意して刺さなければなりません。そんな面倒くささがあっても、普通の刺繍糸にはない効果が得られます。

レース糸はしっかり撚ってあるので、ゴツゴツした目を表現することができます。

あまり垣根をつくらず、自由に探してみるのがいいですね。

 

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