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二十四節気 暦のレシピ 第16話 小雪|木の葉と柑橘のアロマワックスサシェ

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11月22日から12月6日までは小雪(しょうせつ)。今回のレシピは木の葉と柑橘のアロマワックスサシェです。

制作・文:猪飼牧子 撮影:清水美由紀

11月22日より二十四節気は小雪となりました。寒さも日に日に深まり、早くも北の国からは雪の便りがちらほらと聞こえてくる頃です。

冷たい風に吹かれた木立は、いつの間にか木の葉を落とし、青く澄んだ少し寒々しい空が枝の隙間からよく見えるようになります。そして、秋の実りから少し遅れて温かい地域の果物でもある柑橘類が色づいてくる頃。

今回は、この時季ならではの木の葉や柑橘の皮などを使った、アロマワックスサシェのつくり方をご紹介します。

 

木の葉と柑橘のアロマワックスサシェのつくり方

材料(でき上がり30gのアロマワックスサシェ1つ分)

写真左上から
木の葉や枯れ枝、柑橘の皮、実物などお好きな花材
精油(スイートオレンジ、グレープフルーツ、イランイラン、パチュリ、ホーウッド)
写真左下から
パラフィン・・・21g
精製ミツロウ・・・9g

用意するもの
サシェを入れる容器(ここでは製菓用のシリコン容器 縦88×横53×高24mm)、耐熱容器、湯煎する鍋、サシェにつけるリボン、ピンセット、ストロー

 

つくり方

1. 鍋に湯を沸かし、耐熱容器に入れたパラフィンと精製ミツロウを溶けるまで湯煎する。

2.完全に溶けたら、湯から耐熱容器を出し、精油を合計24滴入れる。今回はスイートオレンジ、グレープフルーツ各6滴、イランイラン、ホーウッド、パチュリ各4滴  ※精油濃度が全体の4%になるように計算しています。

3.精油を全て入れたら全体に混ざるように少し耐熱容器を揺らし、シリコン容器に全て流し込む。※冷えるとすぐに固まってくるので手早く。

4.液がまだ熱いときに木の葉などを入れると沈んで固まった時見えなくなってしまうので、堅めの枯れ枝などから、シリコン容器のふちに寄りかかるように配置する。

5.その後は枯れ枝を支えにしながら、木の葉や柑橘の皮など液の中に完全に沈まないようにピンセットを使いながら配置する。

6.表面が固まりだしたら、枝の細い実物や小さい木の葉などを立体的に差し込む。

7.表面が白くなったらストローを上から7〜8ミリほどの所に刺して、紐を通すための穴をあける。※固まるまでストローはそのまま刺しておく。一緒に固まらないよう、たまにくるくると回す。

8.30分おいて完全に固まったらストローを外し、アロマサシェを器から取り出す。

9.リボンを通してでき上がり。

 

見た目も可愛らしいアロマワックスサシェ

「サシェ」とはもともと香り袋や匂い袋として親しまれてきたもの。ヨーロッパなどでは香りの良いハーブを、日本では香粉などを小袋に入れ、洋服棚やタンスに入れていました。もともとは見える場所に置くというよりは、防虫や消臭を兼ねたものでしたが、アロマワックスサシェは見た目も可愛らしいので玄関やお手洗いなどに置いて飾るのもいいかもしれませんね。ただ、天然の精油を使用しているため、広い空間に置くと香りが飛ぶスピードは少し早くなります。

つくり方をご紹介したサシェは、全体の重さ30gに対して精油の濃度が4%になるように24滴入れましたが、もう少し香りを強くしたい方は30滴(濃度5%)くらいまで入れてみてもよいと思います。サシェは濃度が高めでないとあまり香らないので、3%(精油18滴)〜5%くらいの精油濃度にするのがおすすめです。今回は市販の製菓用容器を使いましたが、100円ショップなどでもアロマワックスサシェ用の容器が販売されているので、それを使えばリボン用の穴を開ける必要もなく簡単です。

だんだんと木の葉や実物がドライフラワーとなり、最後には枯れ色になる姿も、まるで季節が変化していく様子をそのまま見ているように楽しめますよ。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれるアロマワックスサシェ。冬の手土産にいかがでしょうか。

 

つくりら編集部よりお知らせ

NEROLIDOLの猪飼牧子さんとフォトグラファーの清水美由紀さんの連載、「二十四節気 暦のレシピ」は、大幅な新規取材を加えて、書籍『二十四節気 暦のレシピ』としてみなさまにお届けします。

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