二十四節気 暦のレシピ 第7話 小暑|夏の身体をいたわるアロマバスソルトのつくり方

7月7日から7月22日までが小暑。寝苦しい熱帯夜を乗り切るため、アロマを使ったバスソルトのつくり方をご紹介します。

制作・文:猪飼牧子(NEROLIDOL) 撮影:清水美由紀

7月7日より二十四節気は小暑(しょうしょ)となります。梅雨明けも近くなり、晴れた日に照りつける陽射しは肌をじりじりと焦がすよう。いよいよ本格的な暑さがやってきます。

日本の海水浴場の多くは、6月末から小暑の頃にかけ海開きが行われます。暑い最中に冷たい海の水に入ったときの何とも言えぬ高揚した記憶が潮風の香りとともに蘇るよう。

 

暑い夏はかえって身体が冷えやすい

小暑の時季、梅雨が明けてから立秋の前日までの間に出すのが、暑中見舞いです。これは文字通り、これから来る本格的な暑さに相手の健康を願うもの。それだけこの時季は体調をととのえる大切な時期でもあるのです。

きちんと食べて体力をつけておくことももちろん重要ですが、冷房器具で体調を崩す方も増えてくるので、思った以上に冷えやすい夏場の身体をいたわることも大切です。

暑さが増してくると、ついシャワーだけになりがちで、湯船に浸かるのがおっくうになりがち・・・。今回はそんな暑い夏の夜でも湯船につかりたくなるようなアイテム、アロマを使ったバスソルトをつくります。

 

夏の身体をいたわるアロマバスソルト

バスソルトは塩を使った入浴剤。塩にはミネラルが豊富に含まれ、発汗作用もあるので入浴剤に向いています。塩に精油を混ぜてつくったものがアロマバスソルトです。精油を入れることで香りのリラックス作用も期待できます。精油はそのまま水に入れても溶けませんが、塩に混ぜることで成分が分散します。

ひんやりと清涼感を感じるペパーミントや、殺菌力があり、リラックス効果も期待できるラベンダー、女性ホルモンバランスの味方をしてくれるゼラニウム、そして心身を浄化し、いらないものを流すフランキンセンスなどをブレンドします。

ドライハーブも入れて、飾っておくだけでも可愛いアロマバスソルトをつくってみましょう。夏の心身の健康と美容の強い味方をしてくれます。

用意する材料(一回分30g強 8回分)

写真上段・左から、大きめのボウルにいれた海塩もしくは岩塩 250g (粗めのもの) 、精油4種類(ペパーミント、フランキンセンス、真性ラベンダー、ゼラニウム) 写真下段・左から、ドライペパーミント、ドライローズペタル、ドライカレンデュラ、ドライコーンフラワー。上記ほか、材料をかき混ぜるスプーンも用意。*真性ラベンダーとは、ラベンダーの種類の中で鎮静作用のあるもの。

つくり方
1.精油を合計で20滴入れる。今回はペパーミント、3滴、フランキンセンス5滴、ラベンダー6滴、ゼラニウム6滴。1か所に固まらないようにあちこちにまんべんなく入れる。1種類入れるごとにスプーンでかき混ぜる。

2.すべての精油を入れたら、全体にすべての精油が行き渡るようさらによくかき混ぜる。

3.すべてのドライハーブを入れる。

4.よくかき混ぜてでき上がり。

5.きちんと密封されたガラス保存容器などに入れて保存する。

 

アロマバスソルトを使うときの注意点

手づくりしたアロマバスソルトは、直射日光、高温多湿を避けて2週間ほどで使い切るようにします。使用時はそのまま湯船に入れると掃除が大変なので、排水溝ネットのようなものに入れて浴槽に入れると安心です。

精油の配分はお好みで変えても楽しめます。1種類だけでもOK。ただし、ペパーミント精油は刺激が強いため全体の2割以下にとどめた方が安心です。通常精油を希釈(きしゃく・水で薄める)するときは、1%濃度が基本ですが、入浴に使う場合、狭い密室で蒸気と共に精油成分が立ち上るので濃度は薄めがおすすめです。

体が小さい子どもの場合は、大人と同じ濃度だと濃すぎてしまうため、精油の濃度を薄めにします。3歳以下の幼児の場合は、刺激が強すぎるので精油の使用は避けましょう。

今回は紹介していませんが、グレープフルーツやベルガモット、レモンなどの柑橘類はその精油を使用した後に日の光の下に出るとシミなどになってしまう光毒性を持っているので、もし使う場合は夜の入浴時のみ使うようにしましょう。

一日動き回って汗ばんだ身体を、いい香りの湯船に浸かってゆっくりくつろぐのはなんとも贅沢。たまには自分へのご褒美の時間をつくってみてはいかがですか?

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