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まさに魔法の調味料!玉ねぎジャム

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ジャムの本の制作打合せの際、シルバさんから「野菜なら玉ねぎと大根」と聞いたときは本当に驚きました。実際に食べてみたら、さらなる驚きが待ってました!La vie a la Campagne シルバさんの著書『ジャムとパンのオリジナルレシピ』から、玉ねぎの旨みを凝縮したジャムのレシピをご紹介します。

シルバさんのレシピ記事
秋冬を愉しむスパイシーな大人のお味わい りんごとクローブのジャム
体が温まる!ピリッと甘辛なレモンとしょうがのジャム
秋の味覚を閉じ込めた 柿ジャム
かめばかむほど、甘みひろがる素朴なパン トスカーナ
イタリア料理に欠かせないパン フォカッチャ
相性ぴったり!豚肉とレモンジンジャーのロールキャベツ
お菓子にも料理にも使える万能ジャム かぼちゃバター
サックサクでトロトロ! さつまいもジャムのクロスタータ
黄金色の焼き上がり!穀物の香ばしさあふれる ビールパン
身も心も温まる野菜たっぷりミネストローネ
ハード系パン好きなら食べたい ドゥーロ

文:ロシャン・シルバ、つくりら編集部  撮影:清水美由紀

玉ねぎジャム

年間を通じてキッチンにある常備野菜の玉ねぎ。まとめ買いしたけれど、食べきれない。そんなときはぜひ、ジャムに。
サンドイッチにオムレツ、スープにと、大活躍間違いなし。
レシピは赤玉ねぎですが、普通の玉ねぎを使うときはワインビネガーを白にして。

 

<材料> 150mℓの保存瓶  5〜6個分
赤玉ねぎ(大)…2個(正味600g)
グラニュー糖…300g(赤玉ねぎの重量の50%)
A 赤ワインビネガー …200mℓ
   ドライレーズン…50g
   ローリエ…4枚
   シナモンスティック…1/2本分
   クローブ…5個
レモン果汁…大さじ1(レモン個分)
塩…ひとつまみ 
バルサミコ酢…大さじ1

<作り方>
【1】赤玉ねぎは洗って皮をむき、繊維に逆らって薄切りにする。仕上がりに歯ごたえが残る程度に、あまり薄くなりすぎないように切る。

【2】赤玉ねぎ、グラニュー糖、を鍋に入れてよく混ぜる。

【3】赤玉ねぎの香りを落ち着かせるため、冷蔵庫で一晩寝かせる。

【4】にレモン果汁、塩、バルサミコ酢を入れて中火にかける。沸騰してアクが出てきたら丁寧にすくい、火を弱める。

【4】赤たまねぎが透き通ってきたら、火を止める。煮詰めすぎると仕上がりがかたくなるので少し手前で火を止める。

【6】熱いうちに保存瓶に詰める。

[ このジャムを使ったレシピ ]
・鶏ハムのサンドイッチ(p.50)
・クロスティーニ(p.60)
・玉ねぎジャムのスープ(p.91)
・玉ねぎジャムのオムレツ(p.96)
・ほうれん草と玉ねぎジャムのソテー(p.97)

Instagram:@tsukurira0714

 

【書誌情報】
『La vie a la Campagne ジャムとパンのオリジナルレシピ』
ロシャン・シルバ著

中目黒にあるカフェ「La vie a la Campagne」(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)。芸能人もお忍びで通う、知る人ぞ知るおしゃれな隠れ家カフェ。店頭で販売しているジャムは密かな人気の逸品。本書では、オーナーのロシャン・シルバさんオリジナルのジャムレシピを掲載。どうしても余りやすいジャムを調味料として使用するアイデアレシピや、ジャムとの相性が抜群なパンやデザートのレシピも紹介します。

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