更新日: 2020/01/24
La vie a la Campagneの看板メニュー「スープひたひたパン」に使われているミネストローネのレシピをシルバさんの著書『ジャムとパンのオリジナルレシピ』からご紹介します。
寒い日が続くこの時季、野菜をたくさん摂れるうれしいひと皿。大きいお鍋にたっぷりと、ぜひみなさんも作ってみてください。
文:ロシャン・シルバ、つくりら編集部 撮影:清水美由紀
ヨーロッパの田舎料理に必ずあるのが、このミネストローネ。
冷蔵庫の残り野菜を最後まで食べ切れる、家計にやさしいレシピです。
p.70で紹介したスープひたひたパンに使っています。
<材料> 2人分
にんにく…1片
玉ねぎ…1/2個
にんじん…1/4本(50g)
じゃがいも…中1個(150g)
セロリ…1/4本
キャベツ…1/4個(200g)
ローリエ…1〜2枚
白ワイン…50mℓ
トマトの水煮缶…1缶
水…300mℓ
オレガノ…適量
塩…小さじ1/2
オリーブオイル…大さじ2
イタリアンパセリ(みじん切り)…適量
パン…1/2枚
サラダ油…大さじ11/2
<作り方>
【1】にんにくはつぶして粗みじん切りに、玉ねぎは1cm角に切る。
【2】にんじん、じゃがいもは皮をむき、1cm角に切る。セロリも同様に切る。
【3】キャベツは食べやすい大きさにざく切りにする。
【4】鍋にサラダ油を入れて弱火にかけ、1とローリエを入れて炒める。
しんなりしたら、2と白ワインを加え、炒める。
油がまわったら、キャベツを加えて炒める。
【5】全体に油がまわったら、トマトの水煮缶を加え、トマトをつぶしながら混ぜ合わせる。
【6】水を加え、ふたをし、弱火で15〜20分煮る。アクが出てきたら丁寧にすくい取り、オレガノを加える。
【7】塩を加えて味をととのえ、器に盛る。オリーブオイルをまわし入れ、イタリアンパセリをちらす。軽くトーストしたパンを1cm幅にカットし、浮かせる。
*スープひたひたパンのレシピは本書P.70をご参照ください!
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『La vie a la Campagne ジャムとパンのオリジナルレシピ』
ロシャン・シルバ著
中目黒にあるカフェ「La vie a la Campagne」(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)。芸能人もお忍びで通う、知る人ぞ知るおしゃれな隠れ家カフェ。店頭で販売しているジャムは密かな人気の逸品。本書では、オーナーのロシャン・シルバさんオリジナルのジャムレシピを掲載。どうしても余りやすいジャムを調味料として使用するアイデアレシピや、ジャムとの相性が抜群なパンやデザートのレシピも紹介します。
ロシャン・シルバ
イタリア生まれ。スイスの高校で建築を学び、イタリアの大学で経営学を専攻。大学卒業後にテキスタイルメーカーに入社し、その後、独立。仕事を通じ多くの日本の人々とつながりができ、日本へ移住。鎌倉の古民家に出会い、最初のカフェ「La maison ancienne」を開く。以後、日本各地にカフェを併設したライフスタイルショップをオープン。アパレルブランドの「THE FACTORY」、雑貨ブランドの「Ambiente」も立ち上げ、自らデザインする。店舗の設計も多数手がける。衣食住まるごとデザインする天性のセンスに国内外問わず多くのファンを持つ。
La vie a la campagne(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)
「ヨーロッパの田舎のような、シンプルで穏やかな美しい暮らし」をコンセプトに、カフェを併設したライフスタイルショップ。1階がショップ、2階がカフェで、入り口には焼きたてのパンや焼き菓子、ジャムが並ぶ。ショップではオリジナルブランドの「THE FACTORY」の洋服や「Ambiente」のアロマグッズ、インテリアファブリック、ヨーロッパのアンティークの器などを扱っている。
東京都目黒区上目黒2-24-12
ホームページ:ho-http://lateliermaisoncampagne.com/
インスタグラム:@laviealacampagne_official