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イタリア料理に欠かせないパン フォカッチャ

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東京・中目黒のLa vie a la Campagneのオーナー、ロシャン・シルバさんの著書『ジャムとパンのオリジナルレシピ』から、選りすぐりのパンのつくり方をご紹介します。

シルバさんのレシピ記事
かめばかむほど、甘みひろがる素朴なパン トスカーナ
秋冬を愉しむスパイシーな大人のお味わい りんごとクローブのジャム
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秋の味覚を閉じ込めた 柿ジャム
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皮もまるごと!オレンジとにんじんのジャム
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まさに魔法の調味料!玉ねぎジャム
ハード系パン好きなら食べたい ドゥーロ

 

文:ロシャン・シルバ、つくりら編集部  撮影:清水美由紀

フォカッチャ

オリーブオイルとローズマリーの風味でおなじみのパン。ふわふわした生地に指先でキュッキュッと模様をつけて、水とオリーブオイルをたっぷりかけて、塩とローズマリーをちらす。この最後の仕上げでフォカッチャらしくなります。

<材料> 直径30cmのフライパン  1個分
強力粉…500g
砂糖…15g
塩…10g
水…350mℓ(24℃くらいに温めておく)
オリーブオイル…30g
インスタントドライイースト…10g
ローズマリー(生) …2枝(ドライを使う場合は3g)
サラダ油…小さじ1
打ち粉用の粉…大さじ2

 

<作り方>
【1】ボウルに強力粉、砂糖、塩を入れる。
【2】計量カップに水とオリーブオイルを入れ、インスタントドライイーストを加えてゴムべらでよくかき混ぜる。
【3】を注ぎ入れ、ゴムべらで混ぜる。

【4】ひとまとまりになってきたら打ち粉をした台に出し、手のひらでかたまりを押すように、生地の表面がなめらかになるまで、よくこねる。
【5】生地の表面に張りを持たせるように内側に巻き込み、表面にサラダ油をかけてボウルに入れ、クロスをかけて30〜40分発酵させる。
【6】生地が約2倍にふくらんだら、指で生地を押して空気を抜き、クロスをかけて30分休ませる。
【7】生地をフライパンに移し、クロスをかけて20〜30分発酵させる。
【8】さらに生地がふくらんだら、水、オリーブオイル(ともに分量外)の順に生地にかけ、

指先で模様をつける。

塩(分量外)をふり、香りづけにローズマリーをちらす。

【9】210〜230℃のオーブンで20〜25分焼く。

[ このパンを使ったレシピ ]
・生ハムとリコッタチーズのサンドイッチ(p.57)

Instagram:@tsukurira0714

 

【書誌情報】
『La vie a la Campagne ジャムとパンのオリジナルレシピ』
ロシャン・シルバ著

中目黒にあるカフェ「La vie a la Campagne」(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)。芸能人もお忍びで通う、知る人ぞ知るおしゃれな隠れ家カフェ。店頭で販売しているジャムは密かな人気の逸品。本書では、オーナーのロシャン・シルバさんオリジナルのジャムレシピを掲載。どうしても余りやすいジャムを調味料として使用するアイデアレシピや、ジャムとの相性が抜群なパンやデザートのレシピも紹介します。

 

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