フラワーノリタケさんの「クリスマスの七変化ガーランド」|つくりら主催ワークショップレポート(前編)

フラワーノリタケさんの「クリスマスの七変化ガーランド」|つくりら主催ワークショップレポート(前編)

12月初旬、『Flower Noritake フラワーノリタケの花々』の著者、フラワーノリタケさんのワークショップを開催しました。会場は、東京・下北沢のライフスタイルショップ、「fog(フォグ)」さんの2階。午前は「クリスマスの七変化ガーランド」、午後は「ハーブの森のセンターピース」です。前編、後編の2回にわたり、ワークショップの様子をレポートします。

撮影:奥 陽子  取材・文:つくりら編集部  協力:foglinenwork

クリスマスのフラワーアレンジといえばリースやスワッグが定番ですが、今回のフラワーノリタケさんのワークショップではなんとガーランドに挑戦! ガーランドは繋がった飾りという意味があり、ドアや壁に飾って楽しみます。クリスマスツリーに巻きつけるひも状のオーナメントもガーランドの一種です。

長く垂らしても、丸く輪っかにしても。そう、ガーランドは、飾り方や長さ次第でリースにもスワッグにも早変わり。まさに“七変化”するお役立ちアイテムなのです。

 

たっぷりの常緑樹に早くもクリスマス気分

つくりらでのワークショップ、前回開催したのは夏真っ盛りの7月。涼しげな「巾着包みのフレッシュブーケ」「コットンポケットのツインスワッグ」をつくりました。季節はめぐり、今は冬。フラワーノリタケの則武潤二さんも冬の装いです。会場に着くや否や、花材のセッティングにとりかかります。

ガーランドに使う花材は10種類以上。見てください、この山盛りのテーブル!

針金が集まったようなグリーンはブルーアイス。美しい緑のグラデーションを見せているのはクリスマスシーズンの定番、ヒバです。目が覚めるような青の花はエリンジューム。このままドライになるので長く楽しめます。

 

“七変化”のための小道具は?

参加者のみなさんが席が着くと、ノリタケさんのデモンストレーションが始まりました。

「まずはガーランドの先端だけ、別につくります」とノリタケさん。レモンユーカリを手に取り、エリンジュームを合わせて花ワイヤーで巻いていきます。レモンユーカリは手でくしゃくしゃするとレモンの香りがする、と教えてくれました。ほんと、すごくいいにおい!

ノリタケさん愛用の花ワイヤーは「華のいと」。細くて巻きやすく、リースやスワッグづくりでも大活躍。「ワイヤーが切れてしまったら、枝に2、3回巻いて、切れたところからワイヤーを足していきます」

レモンユーカリ、エリンジュームと束ねたら、そこにヒムロスギを加えていきます。「ヒムロスギは小さく分けて多めに使います」

ここで麻のロープが登場。ミニブーケのようなガーランドの先端にロープを加えていきます。「ヒムロスギの後にブルーアイスを、長いのと短いのを混ぜて、ロープの端を隠します」

じつはこのロープが七変化ガーランドの秘密兵器。「ロープなしでも花材をつなぐことができますが、ロープを入れることで曲げたり、たわませたりできます」とノリタケさん。なるほど。手品の種明かしを見た気分です。

 

つないでいくときはメリハリが大事

長いヒバはそのまま使う、ロープや茎の部分が見えているところは、後から葉先をプラスしてカバーする、360度どこから見てもきれいになるように・・・。ポイントやコツを説明しながらさくさくと手が動き、デモストレーションのガーランドはあっという間にこんなに長くなりました。

「つないでいくときは強弱をつけて、メリハリを出すと可愛くなります。途中、ポイントに花をところどころに入れていっても」

長くなったガーランドを見せながら、さらに一言。「太い、細いの強弱をつけていったほうが面白い。弱のところはロープだけ隠れるくらいにするときれいに仕上がります」

「ワイヤーを巻くときは葉先をあげて、葉を一緒に巻かないように」とアドバイス。

ワイヤーの巻き方も丁寧に実演。

みなさんもものすごい集中力で、あれよあれよという間にガーランドができ上がっていきました。時折手を休めて、バランスを見ている人も。

リボンを巻いたらでき上がりです。

 

白壁に迫力満点のグリーンカーテンが誕生!

でき上がった人から壁に吊るしていきます。

ポイントで入っているノバラの実が可愛いこと!

センターに脚立を置いて、ここにノリタケさんの見本を飾ります。

白壁にずらりと並んだガーランド、圧巻です! 大きな窓からは陽光が振りそそぎ、絶好の撮影タイムに。

コロンと可愛い顔、ダイナミックな顔、さまざまな表情のガーランドを見比べながら鑑賞できるのもワークショップの醍醐味。自然光がたっぷり入る白壁に、いい感じに吊るせるバー。素敵な演出ができるのもfogさんの会場だからこそ。

 

ティータイムは季節のタルトで

ひとしきり撮影を楽しんだら会場のレイアウト替え。テーブルを一列に並べてティータイムです。今回のスイーツは前回のワークショップに引き続き、ASAKO IWAYANAGIからお取り寄せした季節のタルトです。旬のフルーツは柿。濃密な甘さの黒甘柿と歯ごたえのある次郎柿のコンビネーションです。

ふわっと広がる柿の甘さとタルト生地の香ばしさ。トロリとサクサクが交互に口の中に現れる。柿のタルトってこんなに美味しいの?新しい発見の味でした。

芳しいグリーンの香りに癒されながら、ひたすら集中したガーランドづくり。その作品が連なるグリーンカーテンを背景に美味しいタルトに舌鼓。なんて贅沢なひとときなんでしょう!

ぼーっとしてても、せかせかしてても、同じように時間が過ぎていくのなら、ワークショップに参加して何かをつくり上げるという時間の過ごし方は、素晴らしい選択のような気がする。ですよね?ノリタケ先生!

後編では、午後に行われた「ハーブの森のセンターピース」のレポートをお届けします。お楽しみに!

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