つくりら主催ワークショップ開催レポート(前編)| フラワーノリタケさんの「巾着包みのフレッシュブーケ」

つくりら主催ワークショップ開催レポート(前編)| フラワーノリタケさんの「巾着包みのフレッシュブーケ」

7月中旬、『Flower Noritake フラワーノリタケの花々』の著者、フラワーノリタケさんのワークショップを開催しました。会場は、東京・下北沢のライフスタイルショップ、「fog(フォグ)」さんの2階。午前は「巾着包みのフレッシュブーケ」、午後は「コットンポケットのツインスワッグ」のレッスンです。前編、後編の2回にわたり、ワークショップの様子をレポートします。

撮影:奥 陽子  取材・文:つくりら編集部  協力:foglinenwork

独特の世界観を放つ名古屋の花屋さん「フラワーノリタケ」は、花好きならば一度は訪れてみたい、まさに“聖地”のようなフラワーショップ。オーナー則武潤二さんが確かな目で仕入れるバラエティ豊かな花々と、野原に咲いているような躍動感あふれるブーケやアレンジメントに憧れて、国内外から多くのファンが訪れます。

名古屋のノリタケさんのワークショップをぜひ東京で! そんな願いから始まったつくりら主催のワークショップもおかげさまで今回で3回目。毎回、趣向を凝らした斬新なアイデアが飛び出して、ワクワク、ドキドキなワークショップなのです。

 

花材はなんと15種類以上!

午前中のワークショップは「巾着包みのフレッシュブーケ」。「来てくださった皆様に喜んでもらえるよう、旬のお花を持っていきます!」との事前予告の通り、夏の顔をした花々や植物がどっさりと運び込まれています。会場に入るなり、植物が放つアロマな香りに包まれました。

透明感のあるブルーのルリタマアザミやエリンジュームがなんとも涼しげ。

各テーブルに今日の花材が揃いました。いよいよ午前中のワークショップが始まります。

 

“fogリネン”をヒントに生まれた「花+布」のコラボスタイル

会場をお借りした「foglinenwork」は、リネンの洋服や雑貨を扱うライフスタイルショップ。人気の“fogリネン”をヒントになにか面白い提案ができないか。そう考えて生まれたのが「巾着包みのフレッシュブーケ」。「花+布」のコラボレーションスタイルです。

気兼ねなく使えるシンプルなホワイトコットンで、花瓶をぐるりと包み込みました。くるんだ布をきゅっとしばった姿は巾着袋から花が飛び出したような、なんとも可愛い姿です。

ふっくらと花瓶を包んだ“巾着”の正体は、直径58cmのコットン。8か所にタブをつけて紐を通しています。このアイデアはフラワーノリタケのスタッフ全員で考えたそうで、ミシンがけの作業もすべてスタッフが行ったのだそう。

 

スパイラルブーケを華麗に実演

ノリタケさんのデモンストレーションから始まりました。

「花束はスパイラルでつくると綺麗です。まず、軸になる花を決め、その花と交差させるように次の花を手前から斜めに重ねます」。今回、軸にしたのはカクレミノ。夏に緑色の花を咲かせる庭園木です。

「とんがったもの、丸いもの、葉ものなどを高低差をつけながら重ねていきます。花の向きは内側に向けるように。ケイトウなど長いものは最初にカットして。センニチコウは分けても、かためて使っても。回しながらいろんなところに花が入ってくる感じで仕上げます」

きゅっとした感じでまとめたら、最後にツルのプミラでアクセント。ぐるりと花に渡するとそこに動きが生まれました。

ノリタケさんのデモンストレーションに続いてみなさんもさっそくつくり始めます。

スパイラルが完成に近づいた生徒さん。大きい顔のトルコキキョウやアジサイの中に、センニチコウやルリタマアザミがポンポンと顔を出していて動きを出しています。

でき上がりをノリタケさんがチェック。バランスを見ながら花材を引っ張ったり、沈めたり。「濃い色は目立ちすぎないよう、少し低めにしてもいいですね」とアドバイス。

 

巾着ブーケはこんなふうに

ブーケが完成したらガラス瓶に活けます。デモでは水を入れていませんが、実際には水を半分より少し多めに入れます。

ガラス瓶のコットンを敷いて、クラフト紙を帯状に丸めて花瓶をぐるりと巻きます。「くるくる、ぐしゃぐしゃ丸めて、花瓶の“あんこ”にします」

布の紐をきゅっと引っ張り、結んだらでき上がりです。

みなさんも“あんこ”づくりに挑戦。瓶に巻くまではスイスイ進みますが、布を立ち上げて紐で結ぶ工程が意外に難しそうです。「花や枝がいろいろな方向に向いているので、なかなかきれいに結べません」と生徒さんが教えてくれました。

ようやく完成。綺麗ですね!

 

恒例の記念撮影

巾着ブーケができ上がった方から撮影コーナーに置いていきます。今回は、ちょうどいいベンチがあったので、テーブルと並べてひな壇風に。これなら全員のブーケがきれいに見えますね。

ジャーン! 12名のブーケが一堂に。可愛くきゅっとまとまったブーケ、プリラやユーカリが伸び伸びと広がったブーケなど、同じ花材なのに本当にさまざまな表情です。

赤や紫、ピンク、と1つ1つ色が違ったアジサイ。こちらの方のアジサイは美しい赤紫です。

ニョキっとオレンジ色の丸い顔をのぞかせているのはエキナセア。トゲトゲ頭のルリタマアザミに黄色いジニアと、色も形もそれぞれで、自然界が創り出す造形の美しさにしばし見とれてしまいます。

 

極上スイーツでティータイム

こちらも恒例となった「つくりら主催ワークショップ スペシャルティータイム」(笑)。今回のスイーツはASAKO IWAYANAGIのブランマンジェです。

宝石のようなさくらんぼにチョコレートの輪っかがデコレーションされています。この形が崩れないように厳重に梱包され、大事に大事に会場へと運ばれてきました。箱をあけた瞬間、その美しさに歓声が上がりました。

ブーケも無事仕上がり、みなさんほっとした表情。美味しいスイーツを食べながら話も弾みます。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

後編では、午後に行われた「コットンポケットのツインスワッグ」のレポートをお届けします。お楽しみに。

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