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植物の恵みがじんわりと体をめぐる練り香水|秋分『二十四節気 暦のレシピ』

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昼夜の長さは再び同じに 晴れ渡る空にはいわし雲

文:猪飼牧子 撮影:清水美由紀 文・つくりら編集部

明日9月23日から二十四節気は秋分です。

秋分の初日は春分初日と同じく昼と夜の長さが同じ日。この日を境に、昼の時間より夜の時間が長くなり、風景も秋らしさが深まっていきます。

冷たい空気が頬をかすめるようになると、体温でゆっくりと香る練り香水が恋しくなります。

練り香水 秋分|書籍『二十四節気 暦のレシピ』より

つくり方は、
【1】 耐熱容器にホホバオイル10mlとミツロウ5gを入れ、湯煎にかける。
【2】 ミツロウが溶けたら好みの精油を15滴入れ、丸形容器(20ml)に注ぎ、冷やして完成。

本来、大人で一番安全といわれている希釈濃度は1%ですが、練り香水は大量に塗るものではないので、5%と濃度を高くしています。精油のブレンドはお好みで。

*つける前に必ずパッチテストをすること。問題があった場合は使用を中止してください。

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【書誌情報】
『二十四節気 暦のレシピ』
猪飼牧子・清水美由紀 著「二十四節気 暦のレシピ」

古くから季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみを提案。
小さな変化を繰り返しながら、季節とともに四季をたどっていく植物。その時季の植物をアレンジメントや料理やおやつに生かしたり、心と体を健やかするハーブやアロマを活用したり、ちょっとしたおもてなしの小物をつくったり。二十四節気を植物とものづくりで体感できるアイデアとレシピ120を紹介します。

 

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