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ロマンチックな花ほど無造作に活けてみる|白露その2

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制作・文:猪飼牧子 撮影:清水美由紀 文・つくりら編集部

少し厚めの花びらと、水色の小花が可愛らしいブルースター。海外では男の子の赤ちゃんが生まれたときのお祝いの花としても親しまれています。

ブルースターの花活け『二十四節気 暦のレシピ』より

とてもロマンチックな雰囲気の花なので、活けるときはホーローの桶などにざっくりと、無造作なくらいのほうがファンシーになりすぎず、部屋にしっくりなじみます。切り口から出る白い乳液が肌に触れるとかぶれることがあるので気をつけて。

ブルースターの下処理『二十四節気 暦のレシピ』より

白い液で水あげが悪くなるので、切り口を熱湯に10秒浸けるか、黒く炭化するまで火で焼いてから水に入れると水があがります。

Instagram:@tsukurira0714

【書誌情報】
『二十四節気 暦のレシピ』
猪飼牧子・清水美由紀 著「二十四節気 暦のレシピ」古くから季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみを提案。
小さな変化を繰り返しながら、季節とともに四季をたどっていく植物。その時季の植物をアレンジメントや料理やおやつに生かしたり、心と体を健やかするハーブやアロマを活用したり、ちょっとしたおもてなしの小物をつくったり。二十四節気を植物とものづくりで体感できるアイデアとレシピ120を紹介します。

 

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