更新日: 2022/07/06
梅雨明けの風は熱気を帯びて、夏の大三角が天の川にかかる頃。
文:猪飼牧子 撮影:清水美由紀 文・つくりら編集部
明日7月7日から二十四節気は小暑です。
五節句のひとつ、「七夕(しっせき)の節句」、七夕(たなばた)です。七夕とは棚をつけた機織り機の意味があります。牽牛星 (けんぎゅう、彦星のこと)と織女星(おりひめ)が一年に一度近づくことから生まれた伝説の星祭りは中国のもの。これと、七夕ではたを織る棚機女(たなばたつめ)に技術の上達を願う日本古来の風習が結びついてできたものです。
本格的な夏の暑さに負けないよう、健康維持にお酢とハーブの最強コンビを取り入れてみませんか?
お好みの酢にハーブを漬けるだけのお手軽なハーブビネガーです。
ハーブは、ローズマリーやタイムなど、好みのもので大丈夫。ドライハーブなら酢の量の5%程度、フレッシュなら15%程度を入れます。2週間ハーブを浸し、取り出したら完成。
薄めてドリンクにしても、ドレッシングやマリネに使っても。残った酢は水垢などの掃除にも利用できます。
*一部、再編集し掲載しています。
Instagram:@tsukurira0714
Twitter:@tsukurira0714
【書誌情報】
『二十四節気 暦のレシピ』
猪飼牧子・清水美由紀 著
古くから季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみを提案。
小さな変化を繰り返しながら、季節とともに四季をたどっていく植物。その時季の植物をアレンジメントや料理やおやつに生かしたり、心と体を健やかするハーブやアロマを活用したり、ちょっとしたおもてなしの小物をつくったり。二十四節気を植物とものづくりで体感できるアイデアとレシピ120を紹介します。
NEROLIDOL(ネロリドール) 猪飼牧子
フラワーアレンジメントやエディブルフラワー(食用花)、アロマテラピー、ハーブなどの植物教室を開催する傍ら、季節の花束、オリジナルブレンドハーブティー、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど本物の植物を使用したアクセサリーの販売などを手がける。植物が姿を変えながらも、生活に寄り添ってくれている「植物のある暮らしと装いを」を伝えている。
ホームページ:http://nerolidol-flower.com
インスタグラム:@makiko_nerolidol/
清水美由紀
フォトグラファー。生活を感じる旅、暮らしのあれこれ、健やかな食&住が興味の対象。雑誌やWebなどで「LIFE(生活、暮らし、人生)」にまつわる写真を撮影。日本&世界を娘とふたりで旅しながら写真を撮って暮らしている。美しい日常の瞬間を切り取った透明感のある写真は、国内外問わず、多くのファンを魅了している。
ホームページ:https://miyukishimizu.format.com/
インスタグラム:@uriphoto