チューリップの長い茎がしなやかに曲線を描く|清明

明日4月4日から二十四節気は清明(せいめい)です。晴れやかに澄んだ光の中、万物が鮮やかに輝きを増す頃。この時季に盛りを迎えるチューリップの花活けのコツを紹介します。

制作・文:猪飼牧子 撮影:清水美由紀 文・つくりら編集部

明日4月4日から二十四節気は清明(せいめい)です。

清明という節は、天も地も、すべてのものが生き生きと輝きを増す時季。この言葉を聞くだけで、地球上の生きものが明るく、きらきらと成長していく、そんな様子が目に浮かぶよう。

 

水分をたっぷり含む球根植物の切り花には花瓶の水は少なめに

球根植物は茎もみずみずしく、多くの水分を含んでいます。そのため、茎が水に浸かりすぎてしまうと腐敗の原因に。花瓶には少量の水で活けること。

これを浅水(あさみず)で活ける、といいます。

切り口を常に新鮮に保つため、切り戻しをしてあげることも長持ちさせるコツです。球根植物以外にも茎に産毛が生えているガーベラなども同じように浅水で活けます。

 

チューリップの長い茎がしなやかに曲線を描く

チューリップは浅い器に平たく活けると、楚々とした趣が加わってとても素敵です。

平活けにするには、まず茎をさすりながらしならせ、次に切り口を器の側面の角度に合わせて斜めに切ります。側面に沿って茎をカーブさせ、花頭は器の外に。

カーブさせるときに力を入れすぎると茎が折れてしまうので注意しましょう。平皿に張る水は深さ2㎝くらいを目安に。

Instagram:@tsukurira0714

【書誌情報】
『二十四節気 暦のレシピ』
猪飼牧子・清水美由紀 著古くから季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみを提案。
小さな変化を繰り返しながら、季節とともに四季をたどっていく植物。その時季の植物をアレンジメントや料理やおやつに生かしたり、心と体を健やかするハーブやアロマを活用したり、ちょっとしたおもてなしの小物をつくったり。二十四節気を植物とものづくりで体感できるアイデアとレシピ120を紹介します。

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