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多彩な表情を楽しむ リボン刺繡

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刺繡作家 poritorie 植木理絵さんは、ひらひらとロマンティックなリボンをひと刺しずつ刺繡し、シックで可憐な草花たちを咲かせます。著書『小さな草花でいろどるリボン刺繡&小物たち』から、リボン刺繡についてご紹介します。

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文:poritorie 植木理絵、つくりら編集部  撮影:新居明子、奥 陽子、天野憲仁(日本文芸社)

18世紀ごろのヨーロッパで生まれ、 貴族の衣装や身のまわりの装飾品に使われていたリボン刺繡。きらびやかなイメージをもっている人も多いと思いますが、実際のリボン刺繡は素材によって、華やかにも清楚にもなる、とても多彩な刺繡です。

ベーシックなステッチもリボンで刺してみると、ひと針でふっくらとした花びらや、ふんわりとした葉っぱができあがります。

糸刺繡よりも針運びが目立たないところや、ひと針でリボンの幅のぶんステッチが進むので早く面がうまるところなど、刺繡がはじめての人でもチャレンジしやすいはずです。
ぜひ、 小さなモチーフからはじめてみてください。

Instagram:@tsukurira0714

【書誌情報】
『小さな草花でいろどるリボン刺繡&小物たち』
poritorie 著

シックでノスタルジックな花々を集めたリボン刺繍の本です。刺繍枠を使わず、基本の8ステッチだけで薔薇やすずらん、すみれと様々な花を表現できます。工程も写真と解説で丁寧に追いかけているから、はじめてでも簡単。誕生花ブローチなど小物のアレンジも多彩に紹介。素敵なメッセージをこめたブローチがとくにおすすめです。

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