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第6回 刺繍の基本|まずは基本のステッチを覚えよう(3)

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文:刺繍パパアトリエ鳥屋、ステッチサンプラー制作:脇田美加(JACA 日本アートクラフト協会) 撮影:天野憲仁(日本文芸社)、文:つくりら編集部

今回は、刺繍の表現をさらに広げるステッチをご紹介します。 

 

サテン・ステッチ

サテン・ステッチは、面を埋めるときや立体感を表現したいときに使います。サテン地のような艶が特徴のステッチです。円を刺すときは、図案の中央から半分ずつ刺していくのがおすすめです。また平行に刺すことがポイントで、針目の間をあけずにできるだけ詰めて刺すのがきれいな仕上がりコツです。

別の刺し方では、図案の少し内側をアウトライン・ステッチで縁取りする方法もあります。先に下刺ししておくと、できあがりがふっくらと立体感のある刺繍になります。

▲『刺しゅうの基礎』(安田由美子著)より

アトリエ鳥屋
サテン・ステッチは“糸を隣に並べる”という意識をもつと自然ときれいな仕上がりになります。どんなときでも、まずはチャコペンでラインを描いてしまいます。描いてみるとラインの終わり部分がサテンの向きにあわない、なんてこともわかりますよ。いきなり刺さずにぜひラインを描いてみてください。

 

ブランケット・ステッチ


▲『刺しゅうの基礎』(安田由美子著)より

ブランケット毛布の周りにほどこされたステッチのことで、フェルト素材やアップリケの縁をかがるときに使います

刺しはじめは玉結びが表の布に出ないように、布の裏から針を出します。斜め上の位置に針を入れ、最初に針を出したところの5~6mm右側に針を出します。その針に糸をかけ引き抜きます。これを繰り返とブランケット・ステッチができます。

▲『刺しゅうの基礎』(安田由美子著)より

アトリエ鳥屋
幅と縦の糸の見える部分の高さをとくに気をつけると、うつくしくなります。定規と消えるペンで、高さのラインをあらかじめ描いておくと、だんだんずれてきている! なんてこともなくなります。

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【書誌情報】
『刺しゅうの基礎』
安田由美子 著

初心者はもちろん、刺繍をする人にこそオススメです!
コンパクトなのに、刺しゅうの基礎はもれなく入っています。最も一般的な欧風刺しゅう(自由刺しゅう)のステッチはもちろん、クロスステッチ、リボン刺しゅう、ビーズ刺しゅう、アップリケまで。
思わず刺してみたくなる、素敵なサンプラーも多数紹介。初心者の方はもちろん、ふだんから刺しゅうをしている人こそ、手元に置いておくには最適な一冊です。

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