更新日: 2022/04/26
伝統模様から創作模様まで、3人の作家によるこぎん刺しの図案集『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』(日本文芸社 編)から、hanakoginさんの作品を紹介します。ひとつでも、組み合わせでも、ひろがるデザインに、こぎん刺しの楽しさを実感できます。
デザイン・製作/hanakogin 撮影:蜂巣文香 文・編:日本文芸社
吉祥文様として古くから親しまれてきた「向かい亀甲(むかいきっこう)」をこぎん刺しで表現しました。和のイメージが強い古典柄ですが、刺しゅう糸で刺せばカラフルでモダンな印象に。
色違いでいくつも刺してみて!
でき上がりサイズ…各直径約3cm
<材料>
布…ツヴァイガルト ダブリン クリーム(222) 各10×10cm
糸…越前屋 マタルボン刺しゅう糸
コーラルピンク(923)、薄紫(316)、ブルーグレー(931)、山吹色(726)、濃ピンク(309)、ベージュ(738)、薄ピンク(223)、黄緑(734)/各3本どり
でき上がりサイズ…各直径約3㎝
刺し方の詳細、くるみボタンの仕立て方は、本書掲載のHow to stitchのページをご参照ください。
【書誌情報】
『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』
日本文芸社 編
デザイン・製作 hanakogin、みずのよしえ(hitoharico)、金子 梢(promener avec)
こぎん刺しの図案集です。
伝統模様を中心に、手軽に楽しめるものから刺しごたえたっぷりのものまで、こぎん刺しの連続模様を多数ご紹介。単独で刺してワンポイントに。配置を変えたり、連続で刺したり、模様を反転させたり。布と糸の組み合わせを替えたりするだけでひとつの図案が、いく通りにも楽しめます。
こぎん刺しの基礎もわかりやすく解説。基本のルールを理解することで、模様を組み合わせたり、連続で刺したりと、アレンジがしやすくなります。
さらに伝統模様から創作模様まで、3人の作家によるさまざまな図案を紹介します。仕立てを加えた、コースターやブローチなどのアレンジ作品も提案しています。これまでこぎん刺しを楽しんできた方にも、デザインの広がりを感じていただける一冊です。