こぎん刺し「糸柱」と「糸流れ」|『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』

伝統模様から創作模様まで、3人の作家によるこぎん刺しの図案集『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』(日本文芸社 編)から、その歴史や作品を紹介します。ひとつでも、組み合わせでも、ひろがるデザインに、こぎん刺しの楽しさを実感できます。

撮影:蜂巣文香 文・編:日本文芸社

縦に真っ直ぐ刺したものを「糸柱(いとばしら)」、1目ずつずらして斜めに刺したものを「糸」もしくは「糸流れ(いとながれ)」といい、この2つはこぎん刺しの模様を展開するうえで欠かせない基礎模様です。単につなぎとして使われるだけでなく、連続で刺すことで現代風の模様へとアレンジが可能です。

こぎん刺し|書籍『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』左上からab、左下かからcd

a「糸柱」を3目おきに刺せばストライプ模様に。b「糸柱」を3目ずつ交互に刺せば市松模様に。

c「糸流れ」の向きを途中で変えて連続で刺すと、矢印のような伝統模様「鍬の刃(くわのは)」になる。d「糸流れ」を3目おきに刺せば、斜めのストライプ模様のでき上がり。

 

材料
布…オリムパス コングレス ベージュ(1001)
糸…オリムパス こぎん糸 黄色(521)/ 6 本どり

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Twitter:@tsukurira0714

【書誌情報】
『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』
日本文芸社 編
デザイン・製作 hanakoginみずのよしえ(hitoharico)金子 梢(promener avec) 書籍『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』こぎん刺しの図案集です。
伝統模様を中心に、手軽に楽しめるものから刺しごたえたっぷりのものまで、こぎん刺しの連続模様を多数ご紹介。単独で刺してワンポイントに。配置を変えたり、連続で刺したり、模様を反転させたり。布と糸の組み合わせを替えたりするだけでひとつの図案が、いく通りにも楽しめます。
こぎん刺しの基礎もわかりやすく解説。基本のルールを理解することで、模様を組み合わせたり、連続で刺したりと、アレンジがしやすくなります。
さらに伝統模様から創作模様まで、3人の作家によるさまざまな図案を紹介します。仕立てを加えた、コースターやブローチなどのアレンジ作品も提案しています。これまでこぎん刺しを楽しんできた方にも、デザインの広がりを感じていただける一冊です。

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