水引で稲穂のお正月飾りをつくる。水引作家・高橋千紗さんのワークショップ 

撮影:寺岡みゆき 文:つくりら編集部

『水引で結ぶ、もてなす、いろどる。季節の小物とアクセサリー』の著書、高橋千紗さんのワークショップに参加したのは、今年の8月。夏の風物詩、金魚のかんざしをつくりました。

季節は動き、今は冬。今回、高橋さんが教えてくれるのは、美しい水引をつけた稲穂のお正月飾り。どんどん気ぜわしくなる年末になる前、ゆったりした気持ちで新年の準備を始めるなら、今がグッドタイミングですね。

今回の作品は、お正月飾りとして代表的なしめ飾りをモダンにアレンジしたもの。ワークショップでは、お好きな色の水引が選べます。新しい年も実りの多い年になりますように、との願いをこめた稲穂飾り。シックな水引のアレンジ方法を覚えて手づくりのお正月飾りで新年を迎えてみませんか?

「こちらの応用の飾り結びは、著書『水引で結ぶ、もてなす、いろどる。季節の小物とアクセサリー』で紹介したものです。似たような結びはいろいろあるかと思いますが、この稲穂のように、ふっくらと福をたくさんこさえるお多福をイメージし、実りのある1年を送れるよう願いを込めて構想しました。下膨れのふっくらとした頰をもつお多福さんを連想する、下膨れの応用あわび結びです」(高橋さん)

今年も質の良い稲穂を仕入れたという高橋さん。「コシヒカリの稲穂は実もたわわで、文字通り実りある1年を期待する縁起の良いお飾りがつくれます!」。水引の結びは稲穂からすぐに外せるので、大切に置けば翌年にも使用できるそう。お正月が過ぎれば、ボトルリングやナプキンリング、お祝いの席での箸袋などに添えることもできます。

会場にはクリスマスのフェアと正月支度の商品も並ぶそうですので、レッスンの前後にショッピングも楽しめそうです。

代官山 蔦屋書店のちいさな手芸教室 第43回 稲穂のお正月飾り

日時:2019年12月13日(金) 1回目:10:00〜12:30、2回目:13:30~16:00 *各10分前開場
会場:代官山 蔦屋書店  1号館2階 イベントスペース
定員:各回 8名 *事前予約が必要
参加費:2,860円 (税込・材料費・キット代を含む)
当日の持ち物:筆記用具、はさみ 

申込方法
1 店頭 代官山 蔦屋書店 3号館1階 レジカウンター
2 電話 03-3770-2525 料理フロア

お問い合わせ先 03-3770-2525 (代官山 蔦屋書店 3号館1階 料理フロア)

おすすめコラム