春を迎える美しい手仕事。「下萌えのころ」2019.3.15(Fri)-3.20(Wed)

写真協力:スタイルハグギャラリー、DeuxR  文:つくりら編集部

「下萌え(したもえ)」とは、冬枯れの土から草の芽が顔をのぞかせる様子のことで、春を表す季語としても知られています。まだ肌寒いけれど、自然は次の季節へと一歩ずつ動いている。「春よ、来い、早く、来い」と口ずさみたくなる三寒四温のこの時期に、いち早く春を感じさせる作品展が、東京・代々木の「スタイルハグギャラリー」さんで開催されます。


▲2018年に開催した「下萌えのころ」の風景。

出展者は4名。ペーパーボックスなどを制作するBloomさん、ドライフラワーのアレンジメントのDeuxRさん、バッグやポーチを手がけるUn deux troisさん、そしてアンティークを扱うL’instantさんです。

会期中は、Bloomさん、DeuxRさん、Un deux troisさんの3人がそれぞれ一日ずつワークショップを開催。昨年12月につくりらのワークショップスワッグリースづくりを教えてくれたDeuxRさんは、「球根花のイースターアレンジ」をつくります。ワークショップは2月15日より、順次、予約受付が始まるそう。


▲DeuxRさんのワークショップ「球根花のイースターアレンジ」の作品見本。

「ムスカリ、原種チューリップ、ヒヤシンスの球根花やスズランやパンジーなど春のお花のアベイユフルール(蜜蝋花)で、蔓から作る鳥の巣に見立てたバスケットにアレンジします。春の訪れを感じながら楽しんでいただければと思います」(DeuxRさん)

手仕事とアンティークで春を迎える、なんとも美しい展示会。会場となるスタイルハグギャラリーさんは、昨年末に原宿から代々木へ移転したばかりの新店舗。大通りから一歩入った静かな住宅街で、大きなガラス窓が目印の路面店です。扉を開けて足を踏み入れた瞬間、静謐な空気に包まれる本当に素敵なギャラリー。背すじをピンと伸ばして、心静かに作品と向き合いたくなります。

展示会名:下萌えのころ
期間:2019.3.15(Fri)-3.20(Wed)
場所:Style-Hug Gallery(スタイルハグギャラリー)
東京都渋谷区代々木4-28-7 西参道テラスS1
開催時間:11:00〜18:00(最終日17:00)
お問い合わせ:tel:03-6300-0333(スタイルハグギャラリー)

<WorkShop(お弁当付き)> *スタイルハグギャラリーのworkshopのページから予約ができます。
3/17(日) Bloom 「TEA TIME BOX」
CHAYUANティーパック付き
※予約受付は2/15(金)12:00〜開始となります。

3/19(火) Un deux trois.「panier plat」
ロングマットとheriottお菓子付
※予約受付は2/16(土)12:00〜開始となります。

3/20(水) deuxR.「球根花のイースターアレンジ」
※予約受付は2/17(日)12:00〜開始となります。

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