更新日: 2023/09/26
画:ますこえり ガラスペン監修:ゆき 写真:天野憲仁(日本文芸社)
文具ファンにはおなじみの人気イラストレーターますこえりさんが『ガラスペンとインクでなぞる四季色ノスタルジー』の掲載作品「秋の窓辺」をガラスペンを使ってカラーに仕上げました。
きれいに仕上げるためのコツや、インクの選び方、塗り方のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
なぞったあとに塗るならなぞり描きの線は顔料インクを使うとにじみにくく、仕上がりがきれい。しっかり乾燥させてから、次の色を塗りましょう。
水筆を使うと水彩画のように淡く色を付けたり、ぼかしやグラデーションが楽しめます。顔料インクの線に触れないように塗るのがおすすめ。
使用インク
【Iroshizuku(PILOT)】Color /冬柿、山栗、霧雨
【SHIKIORI(セーラー万年筆)】Color /金木犀
【ボトルインク(フェリスホイールプレス)】Color /CANDY MARSALA
【TSUWAIRO(PILOT)】Color /ブラック
後軸に8分目くらいまで水を入れて使います。筆先のインクは、ティッシュの上で後軸をゆっくり押しながら筆先を濡らして落とします。
インクを筆先にとったら、筆先を下にして後軸をゆっくり押し、筆先を濡らしながら塗っていきます。
ムラなく均一に塗りたいならインクを多めに、グラデーションにしたいなら水を多めに付けるのがポイント。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『ガラスペンとインクでなぞる 四季色ノスタルジー』
画:ますこえり ガラスペン監修:ゆき
人気イラストレーターますこえりさんのイラストが存分に味わえるなぞり描き本。ガラスペンとお好みのインクで、ますこえりさんのどこか懐かしくてノスタルジックな描きおろしイラストや文字をなぞる、とことん「手描き」を楽しむための一冊です。
ますこえり MASCO ERI
イラストレーター。雑誌、書籍、web、広告等のイラストレーションを手掛ける傍ら、文房具などのデザイン、お店のロゴ・パッケージデザインなど幅広く活動中。メーカーとのコラボレーション商品も多数。可憐でかわいい少女やおてんばな女の子、小生意気そうだけど、どこか憎めない雰囲気の少年など、手掛ける人物の印象的な表情やしぐさ、服装は、見る人の心を掴んで離さない。
HP:http://www.mascoeri.com/
Instagram:@masco_eri
ゆき
筆記具コレクター。ガラスペンをはじめ、万年筆やインク、手帳など、手書きにまつわる文房具をこよなく愛する人気インスタグラマー。うっとりするほど美しく綺麗な文字をさらさらと、万年筆やガラスペンを使って書き進めていくさまは、眺めているだけで癒されること必至。万年筆日記、ガラスペンとコラージュレタリングのオンライン講座を開講している。
Instagram:@addicted_plannerstickers
万年筆日記のオンライン講座
HP:https://miroom.com/
ガラスペンとコラージュレタリングのオンライン講座
HP:https://class101.net/ja