パンチニードル 小さなお花のブローチ/ひと枝・一輪

パンチニードルは、ラグをつくるための技術のひとつ「フックドラグ(ラグフッキング)」を、よりかんたんに楽しむために開発された道具です。糸を通したパンチニードルを色を塗るように布に刺せば、もこもこした刺繍になります。小さなお子さまから年配の方まで年齢を問わず楽しめるのも、魅力のひとつです。
「laglag_(ラグラグ)」のサトウキミコさんの著書『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』から基本のブローチを紹介します。

文:laglag_ サトウキミコ 撮影:寺岡みゆき、天野憲仁(日本文芸社)  文:つくりら編集部

パンチニードルの基本がマスターできるので、はじめてのひとつにおすすめ。大きさや色を変えるだけで、いろいろな雰囲気に仕上がります。

ブローチ『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』より

でき上がりサイズ 約縦4㎝×横5㎝

ひと枝【左】
<使用糸>
DMCタペストリーウール
(糸が細めなので2本どりで刺しています。)
・7592
・7329
・7485

一輪【右】
<使用糸>
DMCタペストリーウール
(糸が細めなので2本どりで刺しています。)
・7500
・7622

<材料(2点共通)>
刺しゅう枠 12㎝
パンチニードル #14mini
ジャバクロス中目 17㎝角
フェルト縦 6㎝×横7㎝
布用接着剤
縫い針
手縫い糸
ブローチ金具

 

パンチニードルの道具

オックスフォードのパンチニードル

パンチニードル『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』より▲左から #14mini、#10regular、#10fine

本書では、Amy Oxford 社のパンチニードルを使用。針の長さや太さが異なる3 タイプがあり、ループの長さや使用する糸の太さの調節が簡単です。おもに#10fine と#14mini を使っています。

#10fine、#10regular
一番右がfine、中央がregular。regular は針が太めなので、極太(編み棒10 号、ジャンボ10 ミリなどで使用する毛糸が適している)の糸専用。本書ではタペストリー(p.26)のみに使用。

#14mini
#10fine と針の太さは同じですが短いので、刺したときの糸のループが短くなります。

 

DMC のパンチニード

DMCのパンチニードル『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』より

ディーエムシー株式会社のパンチニードル。針が極太なので、刺す布の目は大きいほうが刺しやすいでしょう。専用の糸通し針がついています。針は1タイプのみ。

オックスフォードのパンチニードル
laglag_ のWEB サイトで購入できます。 
https://laglag.thebase.in/

DMC のパンチニードル
手芸店、WEB で購入できます。 
https://www.dmc.com

 


▲左から フェルト、ジャバクロス(中目・ベージュ)、リネン(平織り)

基本的にオリムパス製絲ジャバクロスの中目を使っています。小さな作品で細かく刺したいときや、ステッチ面を表側にしたいときは平織りリネン(10 番、もしくは透け感のある張りのあるもの)を使用。フェルトは裏面の仕上げに使用。

一番大きなものはキルト枠、その他は刺しゅう枠。どちらも丸い図案のときに使用します。キルト枠は30㎝。刺しゅう枠は18㎝、12㎝、8㎝の3サイズ。キルト枠は大きな作品に使います。

木枠は絵を描くキャンバスに使うもので、四角形や角のある作品のときに。F4 とF3 の2 サイズ。画材店などで購入できます。

おもにDMC のタペストリーウールを使用。糸が細めなので2本どりで刺しています。

ハサミ
裁ちバサミと手芸用のハサミ。

接着剤

アクセサリー金具などをつけるときは左の金属用接着剤、布を貼るときは右の布用接着剤を使用。

その他
・油性ペン
図案をトレースするときに使用。

・裏地用の布、接着芯
サコッシュやポーチ、がま口など袋状の作品を仕上げるときに。

つくり方の詳細は、本書掲載の作品の図案をご参照ください。

Instagram:@tsukurira0714

【書誌情報】
『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』
著者:laglag_ サトウキミコ

『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』より

パンチニードルなら、糸を通した専用の針を布に刺すと小さなループができ、もこもこした刺しゅうになります。

図案を写したら、針を布に対して上下にどんどん刺して動かすだけ!

目数を確認したり、細かい部分を気にしたり……などと難しい作業はありません!細かい作業が苦手な人でも、短時間でかわいい作品がつくれます。

本書では一般にも入手しやすくリーズナブルな針と、より使いやすく簡単に刺しゅうができる針の2種類を紹介。糸もメインで使用するのは1種類のみにしぼっています。ベーシックなテクニックだけでなく、アレンジワザも多彩に紹介しています。

どのアイテムも、テキスタイル風のデザインとシックな色の組み合わせが魅力。シンプルな大人の装いや、落ち着いたインテリアにもぴったりのものばかりです。

 

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