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つくりら文化祭*出展者紹介 Cohana|地域産業や工芸にこだわった上質なハンドメイドの道具 2018.10.19(Fri)-20(Sat) 東京

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写真協力:Cohana  文:つくりら編集部

10月19日(金)、20日(土)に東京・二子玉川にて開催する「つくりら文化祭」。マーケットに出展するみなさんをご紹介します。

「Cohana(こはな)」は、老舗手芸道具メーカーの株式会社KAWAGUCHI(カワグチ)が始めた新しい取り組み。日本各地に息づく、伝統的な巧の技術と素材産地と共に製作した手芸道具のブランドです。

「1つの製品ができるまで、いくつかの産地や職人さんをめぐるので、仕上がるのに時間がかかるんですよ」と、説明してくれたのは、Cohana日本橋本店店長の河口万里さん。

たとえばそれは今年の新製品、「曲げわっぱの道具箱」。こちらの製品は、「曲げわっぱ」をつくる人、「刺しゅう枠」をつくる人、ふたにクロスステッチを施す人と、複数の工程を経てでき上がります。あるときは鳥取へ、あるときは奈良へ、まさにリレーのように、1つの工程が終わると、次の工程の場所へとバトンが進んでいきます。

 

つくりら文化祭で出会えるものは?

河口さんイチオシは「関の豆ばさみ」。老舗刃物メーカーがつくった全長35mmの小さなはさみです。こんなに小さくても切れ味抜群、豆サイズでつくられたはさみケースは上質な本革が使われています。「この小ささだと飛行機にも持ち込めますよ」。河口さんのその一言で、「絶対、欲しい!」と思ってしまったアイテムです。

上の写真に一緒に写っているのが「信楽焼のボタンマグネット」。小さなピンクッションに。

「波佐見焼のマグネットスプール」は、波佐見焼と糸巻きのコラボレーション。スプールの中にはマグネットが内蔵されているので、ピンクッションやクリップホルダーとして使えます。

花モチーフが愛らしい「革友禅の巻尺」は、精密で機能的な巻尺を、使い込む程に味わいが増す革友禅で包んだ、ぬくもりあふれる一品。

「とちの木の糸巻き」は、漆の器に使うとちの木を丁寧に削ったもの。穴にひもや金具を通せば、シザーキーパーやネックレス、ピアスなど、アクセサリーとしても楽しめます。

そのほか、「南部鉄器の文ちん」や「真ちゅうの丈尺」、「帆布の道具入れ・小間物入れ」など、手芸以外の用途にも使える品々も多数お目見え予定。店長の河口万里さんも2日間、在廊してくださるそうなので、悲喜こもごものものづくり秘話も聞けそうです。

 

Cohanaさんからお客様へのメッセージ

ひとつひとつ職人の手で、ていねいに作られた道具を手に取ってご覧ください。

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