更新日: 2021/01/19
おうち時間を楽しくするクラフトアイデアをご紹介します。手作りのインスピレーションを探しているとき、「つくりら」をのぞいてみてください。
デザイン・製作:白戸 薫 文:つくりら編集部 撮影:天野憲仁(日本文芸社)
かわいらしいクマのぬいぐるみは、かぎ針で編む多角形のフラワーモチーフをとじるだけ。モチーフの中心部分を鼻に見立てました。ふんわりした綿を詰めたら、触り心地も柔らか。
『フラワーモチーフでつくるあみぐるみと小もの』に掲載されています。フラワーモチーフの作品をつくるときに必要な基本の道具もご紹介します。
でき上がりサイズ:約30cm×20cm×高さ30cm
<材料・道具>
並太毛糸(ハマナカアメリー)
・濃ピンク(32)…40g
・こげ茶(9)…35g
・淡茶(23)…34g
・茶色(36)…30g
・黄緑(13)…27g
・オレンジ色(4)…21g
・水色(45)…11g
手芸用化繊綿…適量
直径20mmのボタン(黒)…2個
かぎ針5/0号、とじ針、縫い糸、縫い針
つくり方の詳細は、本書掲載の編み図と配色表とあわせご参照ください。
基本の道具
かぎ針
この本では、4/0号~6/0号のかぎ針を使用。号数が小さいほど細く、大きいほど太くなる。手の加減で編みあがったモチーフのサイズも変わってしまうので、編み目が緩くモチーフが大きくなってしまう場合は細めの針を、反対に編み目がきつくモチーフが小さくなってしまう場合は、太めの針を使って調整する。
とじ針
糸始末や、モチーフどうしをはぎ合わせるときに使用し、太さは毛糸の太さに合わせて選ぶ。太いとじ針(写真右)は「モノトーンのバッグ」(p.10)のモチーフのコイル編みで使用している。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『フラワーモチーフでつくるあみぐるみと小もの』
監修者:菊地正・JACA日本アートクラフト協会
かぎ針で編む多角形のカラフルなフラワーモチーフをつないでつくる、ニットの小ものが人気です。モチーフを1枚ずつ編んで、あとからとじるだけだから、編みもの初心者さんにもオススメです。
本書では、かわいいあみるぐみをはじめ、おしゃれなバッグやマフラーなども紹介します。マルチカラーだけでなく、シックな色合いやモノトーンなど、色合わせの印象の違いにより、作品の幅が広がります。大人かわいいアイテムからキュートなグッズまで、ぜひいろいろとつくってみてください。
菊地 正(きくち・ただし)
菊地 正(きくち・ただし)
ニットファッションコーディネーター。「ニットは点から出発する創造の世界である」との信念に基づき、数多くの著書を発刊。
さらにショウの演出など幅広い視点から豊かな創造の世界を表現。また初心者のための「JACA手あみ講座」/「JACAニットデザイン養成講座」の講師として、後進の指導も行う。JACAからは現在活躍中のニットデザイナーが数多く輩出している。
株式会社エスカルゴ 代表取締役
JACA日本アートクラフト協会 理事長
http://www.jaca-escargot.co.jp
東京モード学園 ニットデザイン担当講師