花とアンティークと 第2回(前編)|青い花、青い器 フラワーノリタケ&Tisane infusion  

名古屋で評判のフローリスト、フラワーノリタケの則武潤二さんと、アンティークと雑貨を扱うTisane infusionの則武有里さんとのコラボレーション・スタイリングです。毎回、有里さんがセレクトした古い雑器に、潤二さんが季節の花をアレンジ。第2回目は前編と後編にわけてご紹介。前編は、青い器や藍染めの布を使った、目の覚めるようなアレンジメントです。

フラワーアレンジ&スタイリング:則武潤二、則武有里 撮影・文:則武有里

大柄模様の花器は花材を入れていなくてもお部屋のインテリアとしてひとつ持っていると重宝する器です。青い色は大好きな色なので、ひいき目でみてしまい、ついつい仕入れの際も青いラインや青い花柄を仕入れてしまいます。

コバルト色が目に飛び込んでひと目で気に入った壺。インドネシアから届きました。あまり時代は古くありませんが、おおらかで大胆に描かれた模様は夏の暑さも気持ちよく感じる力を持っているようです。

今回は花色のトーンを青紫に揃え、ポイントに珍しいクロホウズキをラインの美しいまま自然に飾りました。

こちらは生ける途中。こんなふうに一種類だけでも綺麗だと潤二さん。

左上から時計回りに、クレマチスエリオステモン、ベルテッセンミセススミエ(つぼみ)、アスター、クロホウズキ、ベルテッセンミセススミエ(花)、ルリタマアザミ

お店では藍染の古い生地も販売していますが、藍のグラデーションが色々。あんまり綺麗なので、半端な端布でさえも何かシンプルに使えないだろうかとガラス瓶や陶ボトルにくるりと巻いてみました。

藍は防虫効果もあるため、百年以上経ったボロ布でさえも驚くほど虫食いが少ないのです。そんな美しい色のグラデーションを楽しみつつ、花を飾るのはいかがでしょうか? 

やはり藍の布を生かした、素朴な野の花が似合う気がします。優しい線の中にアクセントになるものを1本でも購入して入れると、それぞれがぐっと引き立ちます。今回はアガパンサスの黒い種を入れました。

左から時計回りに、アガパンサスバックインブラック、ソバナ、ギボシ、クレマチスエリオステモン

青いお皿はアフガニスタンの雑器。実際は数知れない色と模様がある賑やかな器ですが、お店ではコバルトブルーの無地を扱っています。もちろん食器としても使用できますが、裏は素焼きのままで、どちらかというと土器のようです。

青が綺麗なので壁に掛けられるようでしたら、お部屋のいいアクセントになるので絵皿として楽しむこともできそうです。

朝顔の蔓、今の時期じゃんじゃん伸びるので少し拝借して一輪挿しに。

こんなふうに小さな試験管を使って、お皿の後ろから花を生けても。

上から、ソバナ、クレマチスエリオステモン、ニューサイラン

シンプルに飾るときは少し背景に模様があっても奥行きがでて面白いと思います。草の紋様が描かれたやはり青い皿を壁に飾ってみました。

青い器と藍染めのアレンジ、いかがでしたか? 後編ではかごを使ったアレンジをご紹介します。

 

 

 

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