つくりら文化祭*開催レポート01 | はんなり色にときめいて、手仕事の造形美に酔いしれる。2日間だけのセレクトショップ

10月19日、20日に開催されたつくりら文化祭。2日間だけ現れた夢の空間は、宝探し気分でワクワクドキドキ。見るもの、触れるもの、そのすべてに心が踊ったマーケット。あの瞬間の、あのときめきを写真とともにお届けします。

撮影:奥 陽子 文:つくりら編集部

会場中央にフラワーツリーのサプライズ

マーケット会場をのぞきこむと、天井からひゅるひゅると植物たちが降りてきてる! そんなサプライズを用意してくれたのは、フラワーノリタケの則武潤二さんです。

ふわふわのケムリソウ、ピラミッドアジサイ、ハイブリッドスターチスのピンク色が、ヒバやヒムロスギのグリーンに映えること! 近づくとふんわりといい香りが鼻をくすぐります。

スタジオクルールのさまざまなアンティーク家具を駆使したディスプレイには、ベッドがあったり、ミシンがあったり。遊び心いっぱいのユニークなスタイリングを手がけたのは、ユニテの浅本充さんと天野麗さん。バラエティに富んだ出展者さんの作品をよくぞこんなふうにまとめてくれました。感謝、感謝です。会場左手にはなんと「和」のコーナーとして畳も登場!この奇抜な試みも浅本さんたちのアイデアです。

こちらは2日目の朝。レイアウトも商品も少しずつですが、変化しています。

 

まさに一期一会! HUTTE.さんのスタンプ

初日の朝。アンティークベッドに飾られたのは、HUTTE.さんのスタンプや紙もの雑貨。美しいディスプレイを愛でたのも束の間、開場と同時にあっという間に黒山のひとだかりに。気がついたら、そのほとんどはお客様の元へ旅立っていたのでした。

柏葉紫陽花、山紫陽花、リンドウ、セコイアの実・・・中に入っているスタンプが押された美しい黒い箱。箱を見ただけで胸が高鳴ります。黒いリボンがかかった小さなラウンドボックスには、HUTTE.さん手書きのアロマオイルのラベルが入っています。

HUTTE.さんお手持ちの古い小引き出しには、ポストカードなどの紙もの雑貨をのぞかせて。

 

絹糸160色がそろい踏み!糸六さんの“小上がり”

京都からの出展、糸六さんのコーナー。京都の店舗の雰囲気を少しでもお伝えできたら・・・と畳をご用意して“小上がり”風の空間に。糸六さんにお借りした毛氈(もうせん)と帯を畳に敷いて、全160色の絹糸を並べました。

東京に出展するのは初めて、という糸六さん。京都ですら160色が一堂に会すことは滅多にないというのに、それがこの東京で実現するなんて!この光景に一瞬、目頭が熱くなりました。

はんなりとした色合いを実際に手に取り、好きな色を好きなだけ選べるという至福のひととき。なかには160色すべてご購入されたお客様もいらっしゃったそう。

こちらはかせ糸。

糸六“女将”、今井登美子さんとおしゃべりしながらの糸選び。これがまた楽しい!

ニコニコ印の絹糸見本帳もディスプレイ。追加で糸を購入するときに便利な見本帳は、糸六ファンには必携ものです。

開催レポート第1弾はここまで。第2話に続きます。

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